フリーランスが活用できる補助金・助成金

2020.01.23

フリーランスが活用できる補助金・助成金

本記事ではフリーランス(個人事業主)が活用できる3つの補助金(助成金)をご紹介します。
要件を満たすことで受給できる助成金、要件を満たした上で審査を通過することで受給できる補助金は共に返済義務のないお金です。
創業時のみ利用できる制度や、時期にしばりのない制度と多彩です。有効活用できる制度はしっかりと把握しておきましょう。

 

創業助成金(創業促進補助金)

中小企業庁による創業支援等事業者補助金や東京都の創業助成金等があります。
創業経費の50%を補助するものや、創業前後の賃借料・広告費・備品購入費等の2/3を助成するものとバリエーションがあります。

小規模事業者持続化補助金

日本商工会議所による補助金で、新しいクライアント獲得にかかる費用や、事務作業等の効率化を進める上でかかる費用の一部に補助がおります。
計画書等を提出し、審査・採択された上で実際に要した額の2/3(上限は50万円)を受け取れるものです。

トライアル雇用助成金

フリーランスとして事業が軌道にのり、採用を考える際に知っておきたい助成金になります。
労働局・ハローワークによる助成で、就職活動中の支給該当者を3カ月のトライアル雇用した際、月額最大5万円(最長3カ月)が支給されます。

補助金、助成金の受け取り時期

多くの補助金、助成金は「実際に支払った」費用を申請し、規定のスケジュールで払い込まれることが通常です。
つまり、創業に関する補助金等であっても創業時にかかる費用相当分はしっかりと準備しておく必要があります。

最後に

3つの補助金、助成金についてご紹介しました。
補助金は助成金とは異なり、要件を満たした上で必要書類を提出しても必ず受給できるものではありません。事業内容・事業計画等の審査結果によるため、やや難しいと言えます。
ここで紹介した補助金以外にも、都道府県や市区町村単位で独自の制度が数多くあります。
ウェブサイトの開設費用補助や人材育成補助など、有効活用できる制度がないか所在地の制度も確認すると良いでしょう。

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