フリーランスの交通費は顧客に請求するか、経費にするか

2020.03.06

フリーランスの交通費は顧客に請求するか、経費にするか

「自分はフリーランスなのだが、交通費ってクライアントに請求してもよいのだろうか?それとも経費として計上したほうが良いのだろうか?」

 

上記のような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

今回は、フリーランスの交通費を顧客に請求するのか、経費にするかについて解説していきたいと思います。

 

顧客に交通費を請求するか

 

顧客に交通費を請求するかとどうかに関しては、見積もりや契約書内でどのような取り決めかによるところが大きいです。取り決めがない場合は、請求しないのが一般的とされています。仮に契約で交通費を顧客が支払うこととなったケースでも、契約前の商談時の交通費は請求しないのが基本です。

 

もし顧客に請求する場合は、請求書に日付と実際に支払った交通費の内訳、金額を記載するのが望ましいです。電車やバス等の公共交通機関を除き、領収書原本またはコピーの提出ができるよう準備しておきましょう。

 

交通費は経費になるか

 

一般的に常駐先への電車移動(自宅・顧客先間)、取材目的の移動、業務目的でのタクシー移動は経費として計上できます。

 

タクシー代を経費計上する際は、領収書を貰えるのであれば必ず貰うようにしましょう。電車やバスでの移動の場合、乗車区間や行き先、移動の目的を日々出金伝票に記載すると良いでしょう。Suica等の電子マネーで支払い、履歴をプリントアウトすることも有効です。

出金伝票とは領収書の代わりとなる支払いを記録する伝票を指します。

それらを記載することで領収書と同じ役割となります。領収書が発行されない場合は出金伝票を使うことにより、詳しい情報を記録することができます。

 

 

まとめ

これまで、フリーランスにおける交通費に関して深堀してきました。

本記事を読むことで、交通費に関してどのようにすれば良いのかが正しく理解できたのではないでしょうか。

以上、「フリーランスの交通費は顧客に請求するか、経費にするか」でした。

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