金融スペシャリストとして、さらなる実力アップ、キャリアアップを目指し取るべき資格はなんでしょうか？
本記事ではスペシャリストを目指す上で持っておきたい資格を難易度と合わせてご紹介します。

昇進や転職に有効な資格ばかりです。ご参考にしてください。

 

証券外務員資格試験

金融機関等において証券取引・デリバティブ取引の勧誘等を行う場合、試験に合格し日本証券業協会での登録が必要となります。

一般に試験とは、一種外務員資格試験と二種外務員資格試験を指します。

一種が上位資格となり、担当可能な業務範囲が広くなります。

 

運営団体

日本証券業協会

 

難易度

低～中

 

取得費用

一種・二種ともに受験料8,866円（税込）

 

転職有効度

中～高

取得が必須とも言える資格のため、差別化にはならない点に注意が必要です。

 

 

日本証券アナリスト協会認定アナリスト（CMA）

証券分析、マーケット分析から財務・経済学まで広い知識を必要とするもので、企業により推奨資格や必須資格としている場合も多く非常に有名です。証券アナリストやCMAと呼ばれる資格になります。

第1次講座を受講し翌年1次の試験があり、合格後第2次の受講、試験と続きます。

 

運営団体

公益社団法人日本証券アナリスト協会

 

難易度

中～高

 

取得費用

第1次受講料56,500円、第1次受験料12,700円、第2次受講料53,500円、第2次受験料8,400円

 

転職有効度

高

 

 

CFA協会認定証券アナリスト

世界で活躍する専門家を目指したい方におすすめの資格です。試験はレベル1、レベル2、レベル3の全てに合格する必要があり、試験は全て英語となりますから英語力も必要となります。グローバル企業や上位のポジションで活躍したい方は取得を検討されると良いでしょう。

 

運営団体

CFA Institute（米国）

 

難易度

高

 

取得費用

各1,100ドル～

 

転職有効度

中～高

 

 

最後に

金融スペシャリストとしてキャリアアップを目指す上でおすすめの資格を3つご紹介しました。
学習に数百時間を必要とする資格もあるため、長期の計画をもとに試験に望むことが大切です。

資格取得を目標に学習を進め、実務にも生かせる知識を養いましょう。