コラム
おすすめ書籍・本(ITアーキテクト編)
本記事ではITアーキテクトが読んでおくべき書籍をご紹介します。
実務経験豊富なプロフェッショナルこそ読むべき名著を中心に選定しました。
特に小規模な開発案件を中心に経験されてきた方や、経験に偏りのある方には優れたインプットとなるのではないでしょうか。
エンタープライズ アプリケーションアーキテクチャパターン (Object Oriented SELECTION)
エンタープライズアプリケーション開発における設計手法、考え方を紹介した本書は、原著が2002年発売、翻訳書が2005年発売と古いながらも今なお役立つ部分が多いです。
英語が得意な方は原著を読まれるのも良いでしょう。
著者
著:マーチン・ファウラー 氏
監訳:長瀬 嘉秀 氏
翻訳:株式会社テクノロジックアート
出版社
翔泳社
エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計 (IT Architects’Archive ソフトウェア開発の実践)
ドメイン駆動設計(DDD)を学ぶ際に最良な一冊です。
より優れた設計手法を学びたい中級者から、過去の経験と照らし合わせながら読みたい上級者まで対象は幅広いでしょう。
著者
著:エリック・エヴァンス 氏
監修:今関 剛 氏
翻訳:和智 右桂 氏、牧野 祐子 氏
出版社
翔泳社
Clean Architecture 達人に学ぶソフトウェアの構造と設計
アーキテクチャがクリーンであることの重要性やその原則を解説している一冊です。
副題にもある「アーキテクチャのルールはどれも同じである!」を深く理解し、その範囲を学ぶことに良いでしょう。ソフトウェア設計者や設計に近い開発者の方に読まれています。
著者
著:ロバート・C.マーチン 氏
翻訳:角 征典 氏、高木 正弘 氏
出版社
KADOKAWA
最後に
いくつかの切り口で設計に関する書籍をご紹介してきました。
アーキテクチャの全体像、個々の技術への理解、設計パターンの網羅的な知識等、今なお生きる原則や考え方を学べることでしょう。
ご自身の課題や不足している知識に合った一冊を選んでみましょう。