情報セキュリティの必要性

2020.01.29

情報セキュリティの必要性

本記事では情報セキュリティの必要性をご紹介します。

フリーランスとして開発プロジェクトに参画する際、情報セキュリティの必要性は十分に理解しておくことが大切です。

情報の範囲、漏洩が起きた場合の損失を中心に把握に努めましょう。

 

情報セキュリティとは?

情報セキュリティとは、企業や個人が保有する情報資産を「機密性・完全性・可用性」の3点において守ることを言います。

ここでの情報資産が指すものは幅広く、企業の経営戦略情報や各事業の売上情報、取引先の情報や従業員の個人情報等が含まれます。

 

情報セキュリティリスクの種類

ウイルス感染による情報漏洩、誤操作による漏洩、悪意ある者による情報持ち出しの他、ウイルス感染によるシステム停止、企業ウェブサイトが改ざんされるリスクもあります。

企業ウェブサイトの改ざん被害においては、加害者になるリスクもあることを付け加えておきます。

 

情報を奪われた場合の損失

今では情報セキュリティリスクは経営リスクにおいて大きなシェアを占めるリスクであると言われています。

大切な情報が奪われてしまった場合、大きく3点の損失を被る可能性があります。

 

・損害賠償請求を受ける

情報漏洩により、取引先や顧客から損害賠償請求を受ける可能性があります。

 

・預金の不正引き出し、クレジットカードの不正利用

銀行口座やクレジットカードのパスワードが流出した場合、預金等の不正引き出しによる被害を受ける可能性があります。

 

・信頼の低下

現顧客に限らず、ブランドの低下や未来における営業機会の損失が発生する可能性があります。

従業員においても、離職率アップ等の損失が発生する可能性があります。

 

他に、業界によっては監督官庁から業務停止等の命令を受ける可能性もあるでしょう。

 

 

リスク軽減の意識が必要

業務に携わる全ての者が、正しい情報セキュリティ知識を持ち、リスクを正しく管理することで先に述べたリスクを軽減することが可能となります。

プロジェクトに参画するフリーランスにおいても、正しい理解と運用を徹底しましょう。

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