コミュニケーション能力を不要と考える方は少ないかと思いますが、本記事ではコミュニケーション能力の重要性、能力を高めることの重要性を改めてご説明したいと思います。

日々の業務内に取り込める点がないか、考えながらお読みいただけると良いかと思います。

 

コミュニケーション能力が重要な理由

自分自身の考えを分かりやすく伝え、相手の考えを正確に把握することが成果を高める一助になります。

このためコミュニケーション能力が重要だと言われています。

 

システム開発現場に置き換えて考えてみましょう。

ご自身が利用するシステムをご自身だけで開発するケースを除けば、チームメンバーとシステム利用者がいることになります。

システム利用者の要望を把握せず、思うままに制作すれば成果物は希望に沿わないものとなるでしょう。

チームメンバー間の役割や業務進捗を把握せずに開発を進めれば、問題は山積みとなるでしょう。

 

非常にシンプルな話ですが、コミュニケーション能力を高めることでシステム利用者の要望やチームメンバーの進捗を的確に把握することで高い成果が望めます。

 

コミュニケーション能力の種類

ここまででコミュニケーション能力には、「伝える力」と「把握する力」が必要だとご理解いただけかと思います。

では各能力をさらに分解してみましょう。

 

伝える力

伝える力を分解すると、次の要素で成り立っています。

・相手の理解度に合わせた前提の共有

・話す順序や言葉の選び方

・話す速度や声のトーン

・表情や身振り手振り

周囲で説明が上手な方を思い浮かべながら、上記4点をイメージしてみましょう。

 

把握する力

次に把握する力を分解し、要素にしてみましょう。

・相手が話しやすい傾聴姿勢

・理解違いがないかの確認

・自身の行動に影響のある箇所の特定と追加質問

・表情等から感情の読み取り

いかがでしょうか、日頃のコミュニケーションで意識できているものはいくつありましたか？

 

最後に

今日から実践できそうな点はあったでしょうか。

プロジェクトを成功させる上で欠かせないコミュニケーション能力、出来ることから少しずつ磨いていけると良いでしょう。