コラム
2019年12月のITニュース
2019年12月の注目ITニュースをピックアップしご紹介します。
3G通信サービスの終了時期、3キャリア出揃う
ソフトバンクは2024年に3G通信サービスを終了すると発表しました。
既にドコモは2026年、auは2022年に終了を発表しており、これで3キャリア全ての3G通信サービス終了時期が出揃いました。
5G通信サービス対応のスマートフォンデバイスに関するニュースも増えてきた中での発表となりました。
ウェブ版Twitterで高画質なJPEG画像の投稿が可能に
Twitterに画像を投稿する際、画像ファイルは圧縮処理され、ファイルサイズは小さくなっていましたが、今回のアップデートによりJPEG画像を高解像度のまま公開できるようになりました。
引き続き極端に大きなファイルサイズの場合には圧縮されるとのことですが、写真を多く投稿するユーザーには嬉しいニュースと言えそうです。
スマートホームの規格統一か?
グーグル、アップル、アマゾン等により、スマートホーム統一規格の策定議論が開始されることとなりました。
この議論がまとまると、スマートスピーカーやIoT製品の規格が統一されることとなり互換性が確保されます。
消費者において利便性は改善し、よりIoT機器等の普及が進むこととなりそうです。
アプリケーションや製品開発者にとっても、単一のサービス・開発によって多くのユーザーにアプローチ可能となるため、喜ばしいと言えるでしょう。
多数の企業が参画するこの規格統一プロジェクト名は、「Project Connected Home over IP」とのことです。
クラウドサービス導入に関する安全性評価のとりまとめを公表
12月11日、総務省と経済産業省は「クラウドサービスの安全性評価に関する検討会」のとりまとめを公表しました。
広く意見を募集した上で、今後は求めるセキュリティー基準や監査基準等の詳細議論に移る見込みです。
当初発表の2020年秋での制度開始となるのか引き続き注目したいと思います。